tiesbook

”本という物語を共有する”

 

皆さんは、1日に何冊本を読んでいますか?

NewsPicks編集長の佐々木さんは、
「情報は心の教養。健全な心を持ち続けたければ、本を読むしかない」
と語っています。読書ほど安く、効率よく教養を身につけられる方法は他にないでしょう。しかし、楽天の調査によると、ビジネスパーソンの1日の読書時間が「15分未満」と回答した割合が39.4%、1時間未満が88.4という結果に。「わかってるけど続かない」「何から読めば良いのかわからない」「そこまでモチベーションがない」など、様々な理由で読書習慣がない人がほとんど。 そんな人たちが、本に興味を持ち、読書を習慣化するにはどうすれば良いのでしょうか?

今回取材させていただいたのは、本を通じたコミュニティ「Tiesbook」を運営するグッチさんです!

 

 本×出会い×イマジネーション

タイズブックは、本というコンテンツを通じて、繋がりを作ることを目的としています。

具体的に言うと、本をシェアしたり、講師をお呼びして読書術の講演会を行ったり、そういった活動になります。本が好きな方も、今まであまり読んでこなかった方も楽しめる場になるように作っています。
名前は「結ぶ(Tie)+本(book)」でタイズブックです。

 

ーグッチさんが本を好きになったのはいつ頃からですか?

中学校くらいです。僕、勉強が嫌いだったんです。学生の頃って、テスト週間があるじゃないですか。その期間は友達と図書館に行って勉強するというのが恒例でした。その時、友達が勉強している横で、僕は本を読んでいました。図書館に行って、形だけ勉強してる感じを出す、みたいな(笑) 本を読むようになった最初のきっかけはそれだったと思います。

 

ーその時はどんな本を読んでいたんですか?

例えば、マラドーナの自伝とか。最初にちゃんと一冊読み切った本です。僕は学生の頃サッカーをしていて、マラドーナのプレーが好きで”プレー集”とかをよく見ていました。当時の僕でも読めたのは、”好きなことだった”というのが大きいと思います。あとは、青春物語的な本とか。14歳くらいに読んだ本で、「3,4人くらいのグループが自転車で遠出する」みたいな内容の本とか覚えています。

 

ー読む本は小説が多いですか?

学生の頃は、小説とか、サッカー選手の自伝とかでしたね。社会人になってからは、勧められた本を読んだりして幅も広がりました。今はビジネス書と小説、半々くらいですね。

 

ー最初にお勧めされた本は覚えていますか?

稲盛和夫さんの「生き方」です。高校卒業してすぐ社会人になって、この本に出会ったのが20代前半の時。扱うモノが良いからではなく、人としての考え方が大事なんだなって。それこそ自分としての”生き方”を見直したきっかけになった本です。いまだに読み返したりしていて、自分の中ではバイブル本とさせてもらっています。

 

 

 

 

ーグッチさんにとって、本の魅力はどんな所ですか?

本を読んでる時って、自分だけの時間じゃないですか。他のことを何も考えなくなって、その世界に入れるところが好きです。

 

ー「本は読んだ方が良い」って読書家の方は言いますよね。グッチさんは、本からどんなことを得ていますか?

本によって違いがあると思うんですが、大きく小説とビジネス書に分けるとすると、小説は発想力、想像力とか。僕は良く小説の主人公を自分に、ヒロインを好きな芸能人とかイメージして読むのが好きなんですが、それで結構頭が柔らかくなるというか、発想力が鍛えられるっていうのはあると思います。ビジネス書だと、自分が今までやったことの答え合せとか、新しい知識を得たり、情報収拾に使ったり。「こういうやり方もあるんだ」という発見があったりします。知識の幅が広がることで、視野が広がるっていう感覚です。

 

ー書店を見ると、今は「生き方」「働き方」みたいな本が売れてるなって感じます。グッチさんはどう感じますか?

なんだかんだ重要なのは人間力とか、繋がりとかだと思っています。時代によって仕事ってどんどん変化していくじゃないですか。「こういう仕事をやっているから」というより、「この人だから」というのがいつの時代も重要なこと。みんながそう感じ始めているから、売れてるのではないでしょうか?

 

 

ーグッチさんが本を読むにあたって意識していることはありますか?

うーん、僕は読むスピードが遅いので、あまり量を読む方ではないんですが、「1年で100冊読もう」と決めた時期がありました。本は自分で選ぶだけじゃなく、友達に聞いたりして、お勧めされた本は必ず読んで感想をシェアしたりしていました。その時に、「本を通じて仲が深まったり交流が広がった」という経験があるので、「お勧めされた本を読む」というのはずっとやっています。

 

ーグッチさんの中で「本のシェア」というのが想いとして強くあるんですね。

そうですね。僕自身、もともとちゃんとした人じゃなかったんです。(笑) というか、今が楽しければそれで良いという考え方でした。それが、「生き方」を始め、お勧めしてもらった沢山の本を通じて今まで自分がしなかったような考え方、人との向き合い方になったという経験があります。また、本から「この人はこういうことを大切にしようとしているんだな」と感じたりもします。小説であれば、「この文章の時、この友達はどういうことを考えてたんだろう?」とか「この時泣いたのかな?」とかを想像したり。本を通じてグッと距離が縮まったり、その人のことをもっと知りたくなったりもしたので、タイズブックを通じて、沢山交流して欲しいです。

 

ー本の読み始めって、本が好きになるか嫌いになるかの別れ目だと思います。普段あまり本を読まない人にアドバイスがあれば少し共有して頂きたいです!

自分をよく知ってくれている人がお勧めしてくれる本、を読んでみるのが一番だと思います。あとは、自分の好きなこととか、趣味とかから読んだり、文字が大きい本から読んでみて、「読み切った」という成功体験を積むことも大事だと思います。そこから徐々に広げていくっていうイメージですかね。講演に来ていただいた講師の方は、読んでいて「進まないな」と思ったらやめていいと仰ってしました。それを無理やり最後まで読むより、まず自分に合う本を探して見ると良いと思います。

 

ー今後のビジョンを教えてください!

ゆくゆくは本のソムリエのようなことをしたいと思っています。その人に合った本をお勧めできるようなサービスですね。あとは、本のレビューとかで、読んだ本の共有ができるシステムも作りたいです。個人的に言うと、自伝をかきたいですね。

 

ーグッチさんの自伝、僕も読みたいです!最後に、まだタイズブックを利用したことがない人に一言あればお願いします。

本は、必ず何かしらのプラスになると思うので、ぜひ読んで欲しいです。本をあまり読まない方ほど、気軽に来てみてください!

 

本を「教養を身に着けるモノ」としてだけではなく、本を通じた「価値観の共有」による、心の繋がりを大切にしているグッチさん。「あの人が進める本なら読んで見ようかな。」そんな繋がりが増えれば、自然と本に興味が湧くのかもしれません。私自身、沢山本を読んでシェアすることで、色んな人と繋がりたい、そう思える時間となりました。

参考文献
https://entreplanner.jp/knowledge-curator/reading-book
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/10/16/30729

〜Pick up Music〜

グッチさんオススメの一曲
「時代遅れ feat.般若」
作曲:晋平太

グッチさんのコメント:
「”ここからまた頑張ろう”って思った時に聴く曲です。」

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