marca fellow~「らしさ」をカタチにするブランディング事業~

”らしさ”をカタチにする
ブランディング事業

インターネットの普及により、膨大な情報が溢れる現代。加速度的に情報が増え続ける現象は「情報爆発」と呼ばれ、現代人が受け取る1日の情報量は、江戸時代の1年分とまで言われています。

それらの情報を五感から得ている私たちですが、その8割は視覚から得ていると言われており、色や形、イメージといったビジュアル表現がいかに大切であるかが分かります。

今回は、事業のブランディングサポートを行う「marca fellow合同会社」代表 葛谷さんにインタビューを行い、事業立ち上げのきっかけや会社のビジョンなどをお聞きしました!

 

marca fellow合同会社
代表:葛谷恵里香(くずやえりか)さん

群馬県出身。
就職にて上京後、都内在住。

個人として年間100件以上のデザイン制作を行い、点ではなく一気通貫した「らしさ」を伝えていくことの大切さを実感。
2021年2月に「marca fellow」を設立。
ブランド・プランナー2級。

 

事業の”らしさ”を伝えたい想いから

事業を始めたきっかけを教えてください!

もともとデザインに興味があって、その延長線上で「ホームページの作成」「名刺づくり」「チラシ作り」などを代行するサービスを個人で行っていました。
「marca fellow」を立ち上げたのは、そのとき個人やサービスに関わらせていただいている中で、「本来の良さが正しく伝わっていないのではないか?」という課題を感じたからです。 
「どう伝えたらいいかわからない」とか「本来伝えたいことが伝わっていない」という状態はもったいないじゃないですか。 

 
誰に喜んでもらいたいか? 
自分がもっている魅力は何なのか? 
 
その人、事業の「らしさ」が伝わるようなブランディングを行うことで、のびのびと生きることができる世の中になるのではないかと思ったことがきっかけです。 
「らしさ」というのは、事業のビジョン、理念、強みなどを総称してそのように呼んでいます。 

 

【marca fellow】
「戦わずしてみんな勝つ」をミッションに掲げ、企業のブランディングサポートを行う事業。
ビジョンは、本来の魅力を伝え、相思相愛の状態を作ること。

 

原点は「のびのびと生きられていなかった」実体験 

振り返ってみると、小さいころから「ああしなさい」「こうしなさい」と親に言われて育ったこともあり、知らず知らず自分の感情を押さえつけて生きていたかもしれません。 
学生のころは、親への反発心から「こんな家出てやる!」と一人暮らしを始めたほどです(笑) 
 
今は「個の時代」と言われています。 
そのため、個人も企業もそれぞれが強くなることが大事だと感じています。 
強くなるために必要な自分の想い。「ビジョン」「ミッション」「コンセプト」を明確にすることで、自分が大事にしたい想いを見える化することができます。そこが整理されるだけでも、自分の軸が見えやすくなり、アウトプットや行動に一貫性を持たせることができるんじゃないかなと思います。 
 
整理というのは「ねばならない」を見つけるわけではなくて、動きやすい状態を作る加速装置のようなものです。整理することで迷いがなくなり、迷いがなくなると事業の軸がブレにくくなります。 
そのため、フォーマットに当てはめて私がアドバイスをするというよりは、その人が本来もっている価値観やその事業のらしさを大事にしています。 
 
色んな事業のお話を聴いていると、どうしても「売れるために」が先行してしまって、価格競争で勝負するしかないんじゃないかと思う人が多いように感じています。しかし実際は、その事業を選んでくれる理由はお金以外にもたくさんあって、そのことをひとつひとつ解消できればと思います。 
 

「marca fellow」名前の由来
marcaはスペイン語で「ブランド」、fellowは「仲間」という意味。

デザインを始めたきっかけは何ですか?


最初のきっかけは、大学時代に友人に便乗して入った委員会で、大学のパンフレットを作ったことです。 一緒にひとつのものを作っていく楽しさを感じて、デザインに興味をもつようになりました。 

どんな人に利用してもらいたいですか?


個人で事業をやっている方や、中小企業がメインとして携わっていきたい対象です。 
日本の企業は、90%以上が「中小企業」です。そのため、中小企業が元気になると日本全体が活性化されると思っています。 
 
例えば中小企業が抱える問題のひとつに「後継者問題」があります。 

2025年には、中小企業・小規模事業者の70歳以上の割合が6割以上、約127万社が後継者未定と言われています。 
また、その半数ほどが黒字と言われているため、世の中に必要とされる企業が「後継者不足」により廃業せざるを得ない状況であるということです。 
例え後継者が見つかったとしても「これまでやっていた作業を引き継げば良い」というわけではありません。時代に合わせて変化していく必要があるかもしれません。会社を引き継いでいくには、後継者の方がまず「企業が持つ魅力や強み」を認識することが大事になるのではないかと思います。 
 
その企業が本来持っていた魅力、強みを、私はブランディングの観点から洗い出し、ビジョンや文化も引き継いでいけるようにサポートしていきたいと思っています。 
 

最後に、今後のビジョンをお聞かせください。


私のビジョンは世の中を明るくすることです。

そのビジョンの実現のために、ブランディングを通じてたくさんの企業、個人で活躍される方をサポートしていけたらと思います。 

 

取材を終えて
葛谷さんは取材中つねに笑顔で、marca fellow のビジョンである「日本を明るく」をご自身で体現されているような印象でした。ブランディングは「どうやって良さそうに見せるか」という、誇張表現のようなイメージがあった私にとって、今回の取材はブランディングの存在意義から学び直す時間にもなりました。
自分の運営するサイトも、自分らしさを大切にブランディングしていけたらと思います。

「marrca fellow合同会社」に興味を持った方は、下記のホームページよりアクセスしてみてください。

 

marca fellow のホームページへ進む

 


Pick up Book


【センスは知識から始まる/水野学】

「どんな魅力的な世界観をみせれるか」が大切だと感じた一冊。また、自分の引き出しをたくさんもってるかどうかは、知識に依存する。センスは努力でどうにかなるという内容が、自分の自信にもなった本。

 

【ブルージャイアント/石塚真一】

激アツで、大好きなマンガ。思い続けようと思える本です。

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