BASE-UP ~遊びで気づく、仕事に活きる~

遊びで気づく、仕事に活きる

 

 みなさんは、仕事終わりをどのように過ごしていますか?

働き方改革により、時間外労働 (残業) の上限は 45時間になりました。

プライベートの時間を 休息 に使うのか? 遊び に使うのか?それとも 自己研鑽 に使うのか?
自由度が増す現代社会を楽しむには、” 時間の使い方 ” を真剣に考える必要があると思います。

 総務省統計局の「平成28年社会人生活基本調査」によると、” 有業者が自ら進んで行う自己学習 ” は 平均6分 / 日 だそうです。働き方改革により残業が減っても、仕事がなくなるわけではない。それならば、選択肢として自由な時間を「仕事の質向上のために使おう」と考える人も多いのではないでしょうか?

人生の質を向上させるために、仕事に感じるやり甲斐や楽しさ は、誰もが求める要素のはず。それらの要素は、プライベートの活動で解決できることもあるはずです。

 今回取材させて頂いたのは、社会人の職業能力向上を支援する事業BASE-UPセミナーを開催するみなさんです!

 

 学習×実践×社会人基礎力

鈴木(翔):私たちは、仕事で役立つ考え方やスキルなどを、ゲーム形式で学べる「体験型セミナー」を開催しています。主に若手社員を対象にしていますが、インターンに参加しようとしているなど、仕事を意識した学生も楽しんで学べるような内容となっています。

 

 

セミナーを開催しようと思ったきっかけを教えてください!

鈴木(翔):立ち上げのきっかけは、学んだことを仕事で活かすためには、橋渡しできる人が必要だな と思ったことです。仕事のスキルアップをしようと思ったとき、本を読んだり、勉強したりして自己研鑽をしている人が多いかと思います。じゃあ、それを実践ベースに落とし込めるか、というと、それはまた別の話でしょう。10月以降、講師力やプレゼン力強化のコースを作りますが、これも 実際の現場とリンク するように工夫しています。

  

実践ベースで、というお話ですが、ゲーム形式でやっていこうと思った理由はなんでしょうか?

鈴木(翔):自分の 考え方 や 行動 のクセ がわかりやすく出る時は、何かに熱中していた時 だなって気づいたんです。のめり込んでいる時に、自分の言動や行動のフィードバックをうけ、ハッとすることが多かった。ゲームは、そういった状況を作り出しやすいと思ったんです。みんな、遊んでいるときって夢中になるじゃないですか。そういう状況こそ、気付きがたくさんある んですよ。

 

なるほど。確かに、ゲームしてる時って凄い集中しますよね。このような事業スタイルで活動していく上で、参考にしているビジネスモデルはあるんでしょうか?

鈴木(翔):経済産業省が推奨している「社会人基礎力」という、3つのスキルと12の要素があり、それをベースにセミナーを開催しています。あとは本を読んだり、自分で研修に行ったりして、大切だと感じたこと をオリジナルに工夫して取り入れています。特にこれを参考に、っていうのはないです。

渡辺:遊びに関しては、動画で調べたりして、「これ何かに活かせそう!」ていうのは、ちょっと織り交ぜたりしています。

  

これまでに苦労したことや課題に感じていることはありますか?

鈴木(翔):強いていうなら今ですね。今が踏ん張り時です。個人向けサービスと法人向けサービスの両方を充実させていこうとしているところなので、そのこととか。

渡辺:ベースアップのスタッフメンバーは、全員が 会社員として頑張っているメンバー なので、そもそも集まったりMTGの時間を合わせることが難しいときも少なくありません。だからこそ、少ない時間でどれだけ情報伝達てきるか、という課題はひとつあります。

鈴木(雄):メンバー間の関わりはしっかりできていると思います。ちょいちょい言い合いはありますけど(笑)。もっと改善していきたいこととすれば、当日の参加者との関わりですね。研修のクオリティと共に、スタッフメンバーのスキルアップも同時にしていけたらと思っています。

鈴木(翔):研修のクオリティは最初と比べて無茶苦茶上がっていますよ。空気感もよくなっているし、自分の意識も高くなっている。

渡辺:確かに。スタッフも一企業で働いている人たちなので、自分たちの会社で起きている問題も リアルタイムでテーマにして落としていける んですよ。だからこそ、拾えるメッセージもあるのかなと思います。やはり、現場じゃないとわからないこと はたくさんあります。
スタッフの年齢も24~32まで幅広くいるので、色んな意見を拾えるんじゃないかなと思っています。

 

10月から少しセミナーの形を変えていくとお伺いしました。
それは何か意図があるんでしょうか?

渡辺:現在、一つのテーマで2時間セミナーを開催しているんですね。例えば、リーダーシップで2時間、問題解決力2時間、のような形です。ただ、一つのテーマを2時間で深く学ぶことはなかなか難しいのかなと感じたことが理由です。身に付くまでには、やはり 繰り返しの学習 が必要です。なので、1回きりのセミナーではなく、全6回を3ヶ月かけて学んでいく、というようなスタイルを取り入れようと思っています。

鈴木(雄):変えるというよりは追加するっていうイメージですよね。自分のテーマがはっきりしている 場合、それについて徹底的にやった方が良いと思います。一方で、短い時間で色んな要素に触れて、まず体験してみる、というのも学びはあると思うので、これまでの「幅広く色んな要素に触れれるもの」と、新しく「1つのテーマに深く学ぶもの」2パターンで展開していく予定です。

鈴木(翔):受けてくれた人が、実際の仕事に一つ一つリンクしていけるように試行錯誤しています。

 

皆さんが事業を通じて大切にしていることはなんでしょうか?

鈴木(翔):私たちが掲げているキャッチフレーズに遊びで気づく、仕事に活きる。」というものがあります。「gameから学ぶ」ことを私たちはG-Learningと呼んでいるんですが、目的は仕事に活きる「職業能力の向上」です。それを、ゲームを通じて 楽しく学べる場 として提供しています。

 

 

最後に、皆さんに今後のビジョンをお聞きしたいです。

鈴木(翔):会社員をイキイキさせたい です。みんなが働いていて 幸せになってほしい んですよ。

僕が学んできたことで「解釈、捉え方」って一番大きくて、自分次第でいくらでも活躍していけるってことを伝えていきたいです。今、個人の時代と言われているじゃないですか。それは確かにそうだなってと思います。じゃあ、会社以外で稼がなければ、幸せになれないか? というと、そうではないなって思っています。一人でできないことをできるのが会社だと思うので。
個の時代でも、組織の中で生きていける。そのためには、会社の実績そっちのけってわけにはいかないので、実績も作りながら、幸せになっていく。そういう人を増やしていきたいですね。

鈴木(雄):僕は個人の作業レベルでなく、会社の一体感というレベルで成果を出せる、そういう人を輩出できるような研修を作っていきたいです。もっと言えば、職場の人間関係を変えたい です。今は、それが強制的な飲み会によって形作られているようなイメージがあるので、そうではなくもっと仕事の間で良い関係が作れるように、と思っています。

渡辺:それが、対法人っていうイメージですよね。対個人でいうと、社会人の学校を作りたい です。会社の質を上げる人を輩出していきたい ですよね。

鈴木(翔):あと、直近の目標として、BASE-UP用のセミナールームを持ちたいね。

渡辺:持ちましょう!2021年目標で。やりましょう。

 


自分で解決できる範囲が広がる。漠然としていた課題がイメージできるようになる。それが、組織で成果を生み出すきっかけになったり、仕事の自信にも繋がるれば、日々の生活が充実するのではないでしょうか? 組織で活躍する「個」の成長に、真剣に向き合う BASE-UP の皆さんに触れ、私もスキルアップのために活用しようと思いました!


BASE-UP 公式サイト
https://space-service-core.com

 


〜Pick up Book〜


七つの習慣 / スティーブン・R・コヴィー

鈴木翔さん
鈴木翔さん

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