「データ分析」「データサイエンティスト」「データ至上主義」
インターネットの普及により、一層大きな価値を持つようになったデータ。一方で、データを盲信してしまうことは致命的なミスに繋がる場合もあります。簡単にデータを得られるようになった現代において求められるのは、データをとる手法以上に「データを正しく扱うこと」ではないでしょうか。
データの盲目性から逃れるために、「因果と相関」の観点から考えていきます。

今日は、データについて考えてみよか。
出〜た。頭使いそうな。


まあ、数字とか出さずに分かりやすく解説するから。
頼んますよ。


じゃあ、マナブ。「冬と言えば・・・」で思い浮かぶ食べ物、なんかある?
冬ですか。
うーん、なんでしょう・・・。トナカイ、ですかね。


いやトナカイ食うんかいな。
すみません。まだ食べたことです。


まだって何やねん。
食べ物やゆーてるやろ💢
トナカイが思い浮かんだもんで。
じゃあ、カニで。


それでええわ。まあ、カニは冬のイメージあるな。
たしカニ。


・・・
因果と相関
夏になると、アイスが売れる。
これは、夏の暑さが要因となって冷たいアイスを食べたくなる人が増えるからと推測できます。ここでは、「気温の高さ」と「アイス」の間に相関関係があると言えます。
すると、それに伴い水着の売上も上がりました。
データを見るときに陥ってしまうミスとして、相関を因果と勘違いしてしまうということが挙げられます。
アイスの売上を伸ばすために、水着をたくさん売ろうとする人などいません。それは、2つに因果関係がないからです。
私たちがデータを見るときに必要な視点は、「相関関係か因果関係か」を正しく見極めることです。

相関か因果か。
データを見るときに必要なファーストステップやな。
僕が話し出すとキョウコちゃんが嫌な顔をする。
というのは相関でしょうか。


それは因果やな。