アフェリエイトって名前は聞いたことはあるけど、中身は詳しくわからない。
何となく、怪しいっぽいイメージがある。
アフェリエイトにそんなイメージを持っている人も少なくないでしょう。今回、そんな方たちに向けて、そもそもアフェリエイトとは何なのか。その意味と仕組みをできるだけ詳しく解説していきます。

今日は「アフェリエイト」について解説していくで。
うお~、金のにおいがするぜ~。

Contents
アフェリエイトとは
【アフェリエイト】
インターネット広告のひとつ。
広告を自身のサイトに掲載し、閲覧者がクリックすることで、成果条件を満たした場合に成果報酬が支払われる。

アフェリエイトは、 商品やサービスの販売に関して“提携する”という意味の「affiliate」が語源や。
と、言いますと?


企業は、自分たちで商品やサービスを作ったら、できるだけ多くの人に利用してもらいたいと思うやん?だから、宣伝したいねん。でも、自分たちだけで宣伝して、人に知ってもらうには限界があるやろ。だから、「宣伝してくれたら報酬をあげますよ」っていう、販売に関して提携をすることが、「アフェリエイト」という言葉の始まりなんや。
ツトム先輩。
じゃあ、どうやったら稼げるか教えてください。


マナブ。
何事も、まずはルールを知ることからやで。
アフェリエイトは成果報酬型
まず知っておくべき内容は、アフェリエイトは「成果報酬型」であるということです。成果報酬型とは、その名の通り「成果を上げると、その分の報酬が貰える」ということ。
例えば、時給1000円のアルバイトは成果報酬型かというと、答えはNOです。
なぜなら、成果を上げていても上げていなくても、貰えるお金(成果)は同じだからです。
もちろん、頑張り続ければその分昇給があったり、ボーナスがあったりする場合はありますが、それは「成果報酬型」ではありません。成果報酬型は、成果がそのままダイレクトに報酬へ繋がる仕組みとなっているからです。
成果って、紹介した商品が売れるってことですか?


それもひとつ成果だけど、それだけじゃないな。
次は、報酬の仕組みについてみていこか。
報酬を得る仕組み
まず、私たちが報酬を得るためには、「広告」を自分たちのサイトに張り付ける必要があります。

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これが、広告です。アフェリエイトは、これを張り付けることが第一ステップです。
ただ、広告を張り付けるだけでは当たり前ですが報酬は発生しません。
報酬が発生するには、大きく2パターンあります。
- クリックすることで報酬が発生する「クリック広告型」
- クリック先で商品が売れることで報酬が発生する「成果報酬型」
クリックするだけって、広告側は赤字にならないんですか?


良い質問や。
じゃあ、次は広告主との関係性を見てみよか。
ASPとは
広告を張り付けるためには、広告を提供する企業の存在が必要不可欠です。
では、そんな企業をどうやって探すのか。
実は、広告をまとめて受け持っているサイトがあります。
それが「ASP(Affiliate Service Provider)」です。
もうちょっと広い意味で「ASP(Application Service Provider)」というものもあるので、注意してください。こっちのASPは、インターネット上でアプリケーションをプロバイド(提供)するサービス、事業者のことです。
以降では「ASP=Affiliate Service Provider」としてお話していきます。
その名の通り、アフェリエイトをプロバイド(提供)するサービスです。

ASPに登録すると、色んな広告が見れるようになるんや。
そこで「クリック型」か「成果報酬型」かという報酬形態や、どれくらいキャッシュバックがあるかという報酬量も確認できるねんな。
ASPに登録すれば良いんですね!
簡単やないかい~。


まあまてや。
ASPはたくさん種類があるから、最後におすすめのASPを紹介するで。
おすすめASP5選
ASPはたくさん種類があるため、できるだけ良質なASPを使いたいものです。
では、良質なASPとは何なのか。
私が思う良質なASPの条件は、以下の3つです。
- 扱える広告の種類が多いこと
- 報酬量
- サイトの使い方が簡単
ASPによって、掲載できる広告は違いがあるため、注意が必要です。
例えば、スポーツショップのサイトを自分が運営していたとして、スポーツ関係の広告がひとつもないASPに登録してしまっては、消費者をうまく誘導することができません。
消費者のニーズに合った広告を掲載するために大切なのは、扱っている広告のバリエーションと質です。自分のサイトの特徴を分析し、サイトにあったASPを利用しましょう。以下に、オススメのASPを5つ紹介していきます。
A8.net
「A8.net」は、広告掲載数No1のASPです。
サイト上にガイドも掲載されており、初心者にも扱いやすいです。
ASPと聞いて、まず最初に名前が挙がるサイトでしょう。
デメリットとしては、大手ASPだけあって、報酬が少ないと言われています。
「広告掲載数や扱いやすさなんて良いから、報酬の高いやつが良い!」
という人は、A8.netと他のサイトを比較しながら選ぶと良いかと思います。
ValueCommerce(バリューコマース)
バリューコマースは、国内で一番最初に誕生した老舗のASPです。
掲載サイトも多く、利用プランもいくつか選ぶことができます。
Yahoo!ショッピング、楽天市場、Amazonなどの大手ネットショッピングサイトも利用できるのも強みのひとつです。
メリットをまとめると以下の通りです。
- 会員登録は無料。
- 合計報酬額が1,000円以上になると自動で振込まれ、振込手数料もなし。
一方で、デメリットはリアルタイム性でしょう。
登録してすぐ始めたいところですが、バリューコマースは審査に時間がかかります。その時間差にイライラしてしまう人は止めた方がいいかもしれません。
デメリットをまとめると以下の通りです。
- 申し込んだ際に、審査に時間がかかる
- 広告の提携審査にさらに時間がかかる
LinkShare(リンクシェア)は、楽天の子会社のASPです。
そのため、様々な広告を取り扱っています。
また、最大の特徴が「クリック型広告」が1円から支払いがあるというところです。
最も小さな成果から可視化できるため、モチベーションに繋がるというメリットがあります。
継続に課題を感じている人は、リンクシェアで1円を稼ぐことから始めてみても良いかも知れません。
Amazonアソシエイト(アマゾンアソシエイト)
あのAmazonが取り扱っているサイトのASPです。
Amazonという、誰もが親しみのあるサイトへの誘導ということもあり、扱いやすいのがメリットです。また、紹介した商品でなくても、そのリンクを踏んだ先で購入があれば報酬が得られます。
デメリットに「審査が厳しい」ことが色んなサイトで挙げられていますが、私はそれほど厳しいとは思いませんでした。普通にAmazonでショッピングしている人なら、使うことができるのではないでしょうか。
加えて「紹介料が低い」というデメリットもあります。
クリック型ではなく、かつ紹介料が低いため、他のサイトと比べて成果が上げづらいでしょう。
それでも扱うメリットは、なんといっても「Amazon」というネームの強さです。
そのネームバリューに絶対的信頼を置いているのなら、利用して数で稼ぐのが良いかも知れません。
Google Adsense(グーグル・アドセンス)
Googleが運営するクリック型広告です。
始めるにはブログの審査がありますが、手軽で利用しやすいサイトです。
デメリットは、成果が最低「8000円/月」からしか得られないという点です。
そのため、その月の売り上げが7000円だった場合、0円と同じ扱いということです。
ちょっとずつ稼ぎたい人には厳しい基準となっているため、長期で考えている人向けといえます。
また、審査は一番厳しいといっても過言ではありません。
プログラムポリシーには、「不適切なコンテンツ」「誤ってクリックさせるような広告の設置」「故意的な不正クリック」などたくさんの禁止項目があり、いきなり利用停止になることもあります。
Googleアドセンスに限った話ではないですが、プログラムポリシーを遵守し、価値ある広告表示をしていくことが大切です。